みなさんオレイン酸と言う呼び名を耳にしたことはありますか?
おそらくあまり耳にしたことはないでしょう?
このオレイン酸は私達の身近に存在するものなのです。
実はこのオレイン酸、人の皮脂に最も多く含まれる成分だったのです。皮脂は肌を乾燥や外敵から守るバリアのような存在で、この皮脂のバランスが崩れると乾燥肌になったり脂性になったりします。また、皮脂が詰まるとにきびの原因になったり体臭の原因に繋がります。バランスの取れた肌はツヤ、張りなど潤いのある肌になります。そのために欠かせないのが皮脂なのです。
人の肌の潤いを与える成分である
皮脂の41%がオレイン酸、25
%がワックスエステル、16%が
皮脂酸、12%がスクワレン、そ
の他5%となっています。皮脂膜
のケアには、41%を占めるオレ
イン酸を使用すれば良いことにな
ります。椿油にはこのオレイン酸
が81%〜93%も含まれていま
す。
このオレイン酸はあらゆる脂肪酸
の中でもっとも酸化しにくい油で、
今もっとも注目されている脂肪酸
です。酸化によって様々な物質が
腐敗することを考えれば人の肌と
いい、椿油といい良く出来たもの
です。また、オレイン酸は不乾性油の一種で保湿力が高く、蒸発しにくいサラサラとした脂肪酸です。
皮脂はカビやダニと言った外的から肌を守るばかりか、肌の内部にある水分の蒸発を防ぎ潤いのある肌を保つ為には欠かせない物質です。皮脂がなくなると肌は乾燥し、アレルギーなどの原因になります。そこで潤いのある肌を保つ為に 皮脂に近い油である初椿を塗ることで若々しい肌を取り戻すことが出来るのです。まさに初椿は人にとって理想的な油だと言えます。