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肌の皮脂膜とは?(椿油ニュース4)
朝晩涼しくなってきましたが、お肌の調子はいかがでしょうか?
気温が下がると皮脂の分泌が低下しますから、
普段トラブルのない方もこの時期には注意が必要です。
さて、今回は「皮脂膜について知りたい!」というメールをいくつか頂きましたので、
予定を変更してお伝えいたします。
スキンケアの基本は‘保湿’。
水分が保たれ潤いのある肌にトラブルは起きません。
人の肌の潤いは皮脂膜というバリア機能によって守られています。
皮脂膜は肌の水分と毛穴から分泌される皮脂によって作られ、
雑菌や紫外線・お化粧品の害からも肌を守っています。
皮脂膜のない肌は皮を剥いたトマトと同じです。
人の肌は28日周期で新陳代謝が行われています。
基底層で生まれた新しい細胞は細胞分裂を繰返し、
14日かけて皮膚の上へ上へと押し上げられ、
角質層となって、あと14日皮膚にとどまります。
角質層と聞けば「死んでいらなくなった細胞」というイメージですが、
実はこの角質層が人の肌の水分を守ってくれているのです。
皮膚の新陳代謝は角質層を作るために行われている、と説明する医学博士もいます。
皮脂膜は角質層でその水分と皮脂とが混ざって作られています。
角質を落とすピーリングをやりすぎると肌トラブルが起こるのは、
角質が剥がされ水分が守りきれず、肌が乾燥することによる弊害です。
なので、スキンケアは角質層に十分に水分を吸収させ、
皮脂を補って頑丈な皮脂膜を作ることが最優先です。
更に新しい細胞が作られる基底層まで浸透することができれば、
新陳代謝にも働きかけることができるので、
肌が活性化し美白やシワの改善にもつながります。
初椿の主成分であるオレイン酸は皮脂と同じ成分。
洗顔や紫外線、お化粧の影響で不足しがちな皮脂を補い、
角質層にとどまって皮脂膜を作るのです。
質の違うオイルだとこうは行きませんね。
肌に付けると皮脂と混ざって皮脂膜を作り、水分を閉じ込めて肌の潤いを守る、
これが初椿に‘保湿力がある’と言われるゆえんです。
また初椿には親和性(ある物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向)がありますから
角質層から基底層まで染み込んで細胞を守り新陳代謝を助けます
まさに理想のスキンケアオイルですね。
さて次回は「にきびに初椿」をお送りします。
リクエストなどあれば承ります。どしどしお寄せ下さい!
※只今、化粧品の口コミサイト「@コスメ」のオイル部門で、
亀山堂の初椿・初椿デラックスがそれぞれ10位と12位にランクインしています!
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