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にきびに初椿(椿油ニュース5)
にきびの原因は何なんでしょうか?
にきびはホルモンバランスが崩れ皮脂の分泌が過剰になり、
多すぎる皮脂が毛穴に詰まったり、酸化して炎症を起こしたりするとによって現われます。
では、皮脂はどうして過剰に分泌されるのでしょうか??
原因は大きく2つ考えられます。
思春期や生理前にはホルモンのバランスが不安定になったり、
甘いものや脂っこいものを摂り過ぎたりしても皮脂が多くなります。
このにきびは俗に「脂性肌にきび」と言われます。
もうひとつは洗顔などで皮脂を落としすぎて、
乾燥することによってできる「乾燥肌にきび」です。
乾燥肌でもにきびはできます。
「私はにきびができやすいから脂性」と思われている方、
にきびができるから脂性、という訳ではないのです。
◆脂性肌にきびと初椿
「皮脂が過剰に出ているのにオイルを塗るんですか?」という質問をよく頂きます。
そもそも椿油には殺菌作用や抗炎症作用があります。
肌を殺菌し清潔に保って、にきびの赤みを押さえてくれます。
アトピーの方の炎症が治まり痒みが緩和されるのはそのせいです。
ちなみに、にきびの塗り薬として使われる軟膏の原料は「油」です。
使われている油は‘ごま油’だったり‘豚脂’だったりします。
その油に乳化剤として合成界面活性剤や防腐剤が混ぜられます。
また、「皮脂で肌がベタベタします。」という方も安心してお使い下さい。
肌のベタ付きのは、皮脂を構成する油分のバランスが原因。
皮脂はいくつかの油分で作られていますが、
(主な成分は多い順に、オレイン酸・ワックスエステル・スクワレン)
その中でもワックスエステルという油分の割合が大きくなると、
皮脂がベタベタします。
ワックスとは日本語でロウ(ロウソクのロウ)のことです。
この状態でゴシゴシ洗えば皮脂を根こそぎ取り除き、
逆に乾燥を招く結果となります。
初椿の主成分はサラサラのオレイン酸。
初椿を塗ってオレイン酸を補うことでワックス分が薄められ、
皮脂をサラサラの状態に戻すことができるのです。
◆乾燥肌にきびと初椿
乾燥はお肌の大敵。
乾燥によって雑菌の影響を受けやすくなってにきびができたり、
乾燥を察知した肌センサーが皮脂を過剰に分泌し、
脂性肌にきびと同じような肌状態になってにきびができます。
念入りに洗うところほど肌荒れする、ということはないでしょうか??
初椿を塗ることで乾燥した肌に潤を与えることはもちろん、
保湿し肌の表面から浸透して、
皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促します。
皮脂が正常に分泌されれば乾燥肌の改善にもつながりますね。
にきびができた肌に付ける時もこれまでと同じで、
水分と一緒に全体に馴染ませます。
もうひとつ気を付けたいのはシャンプーやボディーソープなどの流し残し。
シャンプーやボディーソープには合成の界面活性剤がたくさん含まれています。
これを肌に残ったままにしておくことで油分が酸化し、
肌トラブルの原因になることがあります。
背中にきびや顎のラインににきびができやすい方は、
お風呂上りに念入りに体を流すことも心がけたいですね。
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